■はじめに

私たち四国旅客鉄道労働組合(略称:JR四国労組)は、JR四国及びジェイアール四国バスで働く社員で構成されており、2024年5月現在、約 1,950人(JR四国社員の99%、ジェイアール四国バス社員の97%)が加入しています。
1987年(昭和62年)4月1日、国鉄の分割・民営化により「JR四国」が発足しました。JRの労働運動も国鉄時代の分裂と対立の不幸な歴史に終止符を打ち、民間企業にふさわしい、自主・自立の民主的労働運動をめざし、1992年(平成4年)10月4日に新生「JR四国労組」を結成しました。
私たちは、会社と諸課題を共通認識し、相互の理解と信頼に基づいた健全かつ対等な労使関係を確立し、組合員の賃金・労働条件の維持・改善、社会的地位の向上とともに、鉄道事業及び関連事業の健全な発展をめざして取り組んでいます。

■綱領

1.

私たちは労働条件の維持・改善をはかり、経済的・社会的地位の向上をめざす。

2. 私たちは鉄道事業ならびに関連する事業の労働者の使命を自覚し、技術の錬磨と人格の陶治に励み、JR四国の興隆をめざす。
3. 私たちは組合員の利益を第一義とする労働組合主義にもとづき、政党の支配・介入を許さず、団結を強化し、労働者の総結集をはかり、労働運動の統一と発展をめざす。
4. 私たちは国民の先頭に立ち、個人の尊厳を尊重し、日本国憲法に沿った自由にして公正・平等・平和な社会の実現をめざす。
5.

私たちは基本理念を同じくするすべての労働者と連帯し、基本的人権の確立をめざす。

 

■組織図(2025/4/23現在)

 
 

■男女平等参画の実現にむけたトップメッセージ

「男女平等参画の実現を通じ、『すべての組合員が誇りを持ち、安心して働き続けられる環境』を実現しよう」
 
 JR四国労組では、男性・女性すべての組合員が、誇りを持ち、安心して働き続けられることのできる環境の実現にむけ、「仕事における男女平等参画の実現」「男女双方のワークライフバランスの実現」を目指し、男女平等参画運動に取り組んでいます。
 JRの職場においては、業務や勤務の特殊性もあり、泊まり勤務、早朝や深夜の不規則勤務を完全に避けることはできません。
四国旅客鉄道労働組合(JR四国労組)
執行委員長 大谷 清
2008年に男女平等参画推進委員会を設置して以降、多くの制度改善や働き方の見直し、設備の改善等を図ってきましたが、もともと男性が多い業態でもあり、「男女がともに安心して働き続けられる環境」にはまだ道半ばといえます。
 特に昨今では、女性の組合員が増加する中において、引き続き男女双方が働きやすい環境整備は必須と言えます。その実現に向けては、様々な視点から組合員の声を集め、今後の改善策に反映していく必要があると考え、女性リーダーの育成、またそのリーダーが活躍できるよう取り組んでいます。
 私たちJR四国労組は連合「ジェンダー平等推進計画フェーズ2」やJR連合「男女平等参画行動目標」の達成を目指したうえで、すべての組合員が能力を十分に発揮し、安心して働き続けられる環境づくりを実現できるよう、組合員一人ひとりの参画・関与のもと積極的に推進していきます。ともに頑張りましょう!!

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